レーザートーニングを受けても肝斑が薄くならなかったら見るブログ – 横浜山手クリニック

レーザートーニングを受けても肝斑が薄くならなかったら見るブログ

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美容皮膚科でシミを取りに行ったら肝斑と言われ・・・

最近はシミの治療も様々な方が受けられやすくなり、手軽にケアできる治療の一つとも言えます。

昔からあるシミや色素のトラブルは一刻も早く治療をしてあげた方がメイクでのカバーなどの手間も省けて、素肌自体の若返りが実感できます。

美容皮膚科へシミの相談に行き、診察を初めて受けてみるとシミではなく、肝斑だと言われてしまう方も多いのではないでしょうか?

今回はシミだと思っていた方が肝斑と言われ、トーニングで肝斑を治療しても思ったように改善しなかった方に読んでいただければ嬉しいです♪


1.レーザートーニングとは?

レーザートーニングは、低出力のレーザーを使用して、主に肌の色素沈着やシミ、そばかす、肝斑(かんぱん)などを改善する治療法です。従来のレーザー治療では難しかった、デリケートな肌の色素トラブルに対しても効果的で、特に肝斑の治療に適しています。

⚫︎レーザートーニングの特徴

低出力のレーザー使用

肌に強い刺激を与えないように、弱い出力でレーザーを照射します。これにより、色素に働きかけつつ、肌に優しくアプローチします。

メラニンの除去

メラニン色素に反応して、シミや肝斑、そばかすを改善します。特に肝斑のようなデリケートな色素沈着にも使用できるのが特徴です。

肌のトーンアップ

メラニンが除去されることで、肌全体のトーンが明るくなり、くすみが解消されます。透明感のある肌を目指せます。

ダウンタイムが少ない

施術後に赤みや腫れが少なく、日常生活への影響が少ないため、仕事や外出の合間に受けることができます。

⚫︎効果が期待できる症状

肝斑(かんぱん):女性に多いホルモンバランスの乱れや摩擦・刺激、紫外線が原因。従来のレーザー治療では悪化する恐れがありましたが、レーザートーニングは肝斑にも優しくアプローチします。

シミやそばかす:浅いシミやそばかすにも効果があり、複数回の施術で色素が徐々に薄くなります。

くすみや肌の色ムラ:メラニン除去により、肌全体のトーンが明るくなります。

毛穴の引き締め:コラーゲンの生成を促進するため、毛穴が引き締まり、肌質が改善されます。

⚫︎デメリット

複数回の施術が必要:1回の施術では十分な効果が得られない場合が多く、月に1度、12回程度の施術が推奨されます。

再発:施術を辞めるとまた肝斑が出てくる事がある。

紫外線対策が必要:治療後の肌は紫外線に敏感になるため、しっかりとした日焼け対策が必要です。


2.効果がなかった人にトラネキサム酸+はシルファームXをオススメ!

レーザートーニングはもちろん肝斑治療としてかなりメジャーな施術ではありますが、かなりの回数が掛かったり、効果の感じ方はかなりマイルドでしっかり受け続ける必要があります。

10回以上受けても変化が見られない方も多いのですが、実は肝斑治療をする時に最初に受けるといい施術としてシルファームXのPWモードをお勧めします。

シルファームXはマイクロニードル+RF高周波の組みわせ治療で、ニードルと聞くと怖く感じる方もいますが、麻酔を使用するのでほとんど痛みは分からず、また出血もほとんどないのでダウンタムも直後から気になることはあまりありません。

このシルファームXは肝斑の元であるメラノサイトにマイクロニードルの先端からRF高周波(熱)を与えメラノサイトが活発にメラニンを生成する機能を弱める働きがあります。

肝斑はメラノサイトが何らかの刺激を受けて活性化されることで黒いメラニンを大量に放出し続ける事で悪化をするので、元となるメラノサイトを抑制することで肝斑の悪化を防ぎ根本的な治療が可能となります。

また内服薬でもあるトラネキサム酸を内服することでこのメラノサイトが活性化する事を抑制できるので、トラネキサム酸内服薬は肝斑の治療にとってはマストアイテムであります。

トーニング治療の際もトラネキサム酸を飲む事をお勧めされる場合もあると思いますが、これは元となるメラノサイトがトーニングの刺激によって活性化される事を防ぐ目的もあります。

どちらの治療も肝斑を改善するのに提案されますが、根本的な治療ができるのはシルファームXと言えます。


3.日々の摩擦・刺激を経てば肝斑が改善する方も

トーニングやトラネキサム酸、シルファームXなどの治療を受けても中々思ったような効果を感じない方は日々のスキンケアのやり方やメイクのやり方、洗顔後の顔の拭き方などをもう一度改めてみると改善する方もいます。

また肌質によっては元々敏感肌や乾燥肌、皮膚が薄く弱い方は摩擦が起きると炎症しやすいので肝斑のリスクも上がります。そのためこういった日々の肌への扱い方によっても肝斑の改善に繋がります。

トーニングやシルファームXなどの治療をする前に改めて自分の肌への触り方やケアの仕方を見直す事もお勧めです。


まとめ

いかがでしょうか。

肝斑治療は元となるメラノサイトを抑え込むことが重要で、メラノサイトにアプローチしながら色素を明るくできる施術を選択し日々の肌の扱い方を改善することが早く肝斑を改善させる最善の方法と言えます。

肝斑の治療をこれから始める方、または今している方に少しでも参考になれば嬉しいです!