シミ・そばかす | 横浜山手クリニック

シミ・そばかすのトラブル

年齢を重ねるとともに増える肌トラブルで最も多いのがシミです。

こんなお悩みのある方
  • 頬や額に小さなシミが増えた。
  • 鏡で見るとシミが目立つようになった。
  • 年々シミが濃くなってきた。
  • 幼少期からのそばかすが今でも気になる。
  • セルフケアでは難しいと感じた。

シミとは、皮膚内のメラニンが過剰に蓄積し、肌の一部が周囲に比べて濃くみえる状態のことをいいます。通常は肌のターンオーバーによってメラニンが押し出されて剥がれ落ちるため、肌の色は一定に保たれます。しかし、紫外線ダメージの蓄積や加齢によって肌のターンオーバーが乱れ、メラニンの生成と排出のバランスが崩れた時に表皮にメラニンが過剰に蓄積され、シミ・そばかすの原因となります。
そばかすは多くが遺伝性です。小さな斑点が鼻を中心に分布し、日焼けなどで悪化します。年齢を重ねるごとに薄くはなりますが、お手入れ次第では目立つようになることもあります。

当クリニックの治療と特徴

治療と特徴

オーダーメイドの治療プラン

シミ、そばかすといった症状は単独で起こることはほとんどありません。複数の症状が同時に現れていることも多く、段階的な治療計画を立てる必要があリます。肌トラブルが混在している状態でも効果的に治療できるように、異なる治療を組み合わせるなどして、患者さまお一人おひとりに合ったの治療プランを提案いたします。

効率的で安全な医療機器

世界的に安全性と効果で評価の高い医療機器で治療を行います。
それは、安全性を確保するため、肝斑の原因となっているメラニンを限定的に破壊し、周囲の正常な皮膚組織を刺激しないことと、表皮層の最下層にエネルギーを届けられるかどうかの重要なポイントを抑えています。

代表的なシミの種類

代表的なシミ

老人性色素斑

一般的にシミと呼ばれているこの老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)は、加齢とともにできやすくなり、日光(紫外線)の影響によってできるシミのことです。間違ったスキンケアなどによっても起こります。シミの悩みで来られる患者様で一番多く、老人性といっても早い人では20代から現れることもある症状ですが、一般的には50歳前後から増えたように感じる方が多いようです。

日光の当たりやすい頬やこめかみなど、茶褐色の色素斑で円形または楕円形をしています。レーザーの反応が良いため治療効果を実感しやすく、美容皮膚科では主にレーザーや光(IPL)で治療していきます。

肝斑(かんぱん)

二肝斑は、30代以降で妊娠出産経験のある方やピルの服用をきっかけにできることもあり、女性ホルモンとのかかわりが指摘されています。また、精神的なストレスによってホルモンバランスがくずれることが影響する場合もある他、過度のマッサージや物理的な刺激でも悪化する場合もあります。
肝斑の大きな特徴は、左右対称にほぼ同じ形、大きさで現れることです。特にほほ骨の周囲に現れ、比較的広い範囲に、輪郭がはっきりしない形でモヤッと広がります。

肝斑に悩む患者さまの多くに、表層のシミを治療しても、シミの原因であるメラニンを生成するメラノサイトの活動が活発で、いくら治療しても歯止めが利かないと症状が見られます。
強いレーザーの刺激によって悪化したり、はっきり見えていない肝斑が浮き上がってしまったりすることがありますので、シミの治療でレーザーを照射するときには十分に注意しなければなりません。他の美容クリニックでは弱いレーザーを複数回にわたって照射するレーザートーニングやトラネキサム酸の内服などの治療もありますが、当クリニックではお肌への負担が少なく再発リスクを抑えた根本治療を採用しています。

そばかす(雀卵斑)

二両頬や下眼瞼、鼻にかけて散在する1~数㎜大の小さな茶褐色のシミです。色白の方に多く、幼少期から出てくることもありますが、思春期頃から増加する傾向にあり、ホルモンによる影響で男性よりも女性の方が発症しやすいと言われています。また、紫外線に弱い遺伝子が影響している症状で、紫外線や妊娠で悪化するケースも見受けられます。

遺伝性のものでも、適切な治療で改善できます。通常のシミや肝斑がある場合はそちらの治療を優先した方が良いケースが多いですが、当クリニックでは IPL 光治療やニードルRF(PW)のほかにピーリングでそばかすを改善していきますので同時に治療を行うことができます。

治療方法

ルメッカ

ルメッカ

ルメッカは、シミ、くすみ、そばかす、皮膚の若返り、肌質改善に適した新しい光治療(IPL)です。肌に有効な光エネルギーを当てることによりコラーゲンの生成を促し、ハリや潤いを与え、ターンオーバーを促進させます。様々なトラブルの改善・解消に有効的な施術で、光と熱の作用によりコラーゲンやエラスチンの再生が促される為、肌全体の若返りができます。

これまでの光治療に比べて、1回あたりの治療効果が高く、通常のIPL治療では4-5回かかるところ、わずか1〜3回の施術で肌のトーンアップ、ハリや潤いを与え、ターンオーバーを促進します。

特徴
  • 他の機器で反応しなかった薄いシミにも効果がでやすい
  • 美肌効果も期待できる
  • 比較的ダウンタイムが少ない治療
メリット
  • 治療中の痛みがほとんどない
  • ダウンタイムが短い
  • 少シミ以外にも肌質改善効果も期待できる
  • 治療回数が少ない
  • 全体的な肌のトーンが明るくなる
デメリット
  • 数回の通院が必要
  • 肌色がとても黒い方には向かない
治療時間

約30分

シルファームX

シルファームX

シルファーム Xは真皮層に医療用の極細の針を刺し、高周波(RF)を皮下に照射することでシミやそばかすを改善します。このマイクロニードル RFによる治療は、一時的に肌にダメージを与え治癒する力を利用しながらコラーゲンの生成を促します。麻酔クリームを使用し、施術中の痛みをコントロールしますので、痛みに弱い方も安心して施術を受けていただけます。

特徴
  • 肌質改善も期待できる
  • 麻酔を使用するので治療中の痛みが少ない
  • 肌質全体の改善にもつながる
  • 健康な肌づくりができるので、シミの再発リスクを抑えた治療
メリット
  • 肌トラブルを防いだ健康的な肌づくりができる
  • シミ以外にもニキビ跡や小ジワの改善にも有効
  • シミやそばかすを同時に治療できる
  • 肌の色を問わない
デメリット
  • 治療期間が半年ほどかかる
  • 6回前後の通院が必要
  • ダウンタイムが1週間ほどある
治療時間

約60分(麻酔時間含む)

レチノールピール

レチノールピール

レチノールピールによるシミ治療は、ビタミンA誘導体を使ってお肌のターンオーバーを正常化させながら症状を改善します。ターンオーバーが整うことで、シミやそばかすの再発予防やその他の肌トラブルを起こりにくくすることにもつながります。

特徴
  • シミとそばかすの両方に効果的
  • しっかりと皮むけが起きて新しい皮膚に生まれ変わる
  • 健康な肌づくりにも有効
  • 肌全体のトーンアップが期待できる
メリット
  • 痛みがほとんどなく心地よい施術
  • 従来のレチノール製品よりダウンタイムが少ない
  • 将来的なエイジングケアにもつながる
  • しっかり皮むけがあるので、ピーリング効果を実感しやすい
デメリット
  • 複数回継続することでシミの効果を実感しやすい
  • 赤みや腫れがでる場合がある(すぐに収まります)
  • 皮むけが施術後2~3日で起きる
治療時間

約15分(メイクオフを含めた時間)

プロフェッショナルピール

プロフェッショナルピール

プロフェッショナルピールはお肌への負担が少なく短いダウンタイムで、シミやそばかすを改善できる治療法です。グリコール酸のほかに乳酸とサリチル酸がバランスよく含まれていて、レチノールピール同様、お肌のターンオーバーの正常化を促すことでシミやそばかすを改善できます。

特徴
  • 肌のダメージの少ない
  • 治療中の痛みがほとんどない
  • 肌質改善も期待できる
  • 健康的な肌をつくれる
メリット
  • 刺激が少ない治療
  • ダウンタイムが短い
  • ターンオーバーの正常化
デメリット
  • 効果を実感するまでに数回の通院が必要
  • 赤みや腫れを伴う場合がある(2.3日でおさまります)
治療時間

約15分(メイクオフを含めた時間)

アフターケア

  • 肌が敏感な状態になっていますので紫外線対策を忘れずに行い、お肌の保湿も心がけるようにしてください。
  • 肌への摩擦も最小限にし、できるだけお肌にさわらないようにすることもポイントです。
  • レーザーの治療後にかさぶたができた場合、かさぶたを無理矢理はがさず、自然に剥がれおちるまで待つようにしてください。
  • 洗顔、クレンジング、メイクがいつから可能かは、治療によって異なりますので医師の指示に従っていただくようにお願いいたします。