ルメッカとは？
ルメッカは、濃いシミや広範囲に広がる薄いシミ、そばかす、赤ら顔の改善のほかに、美肌再生効果も期待できる光治療（IPL）です。光治療とは幅広い波長をもつカメラのフラッシュのような光なので、レーザーとは異なる治療です。 お肌に有効な光エネルギーと熱の作用により、肌表面のシミやくすみだけでなく、コラーゲンの生成を促して内側からハリと弾力のある肌にします。
従来のIPLのエネルギー効率は10～15％程度ですが、ルメッカは40％のエネルギー効率が可能になりました。熱エネルギーによってメラニン色素を分解するため、シミだけでなくくすみにも効果的なので、美白効果も得られます。
改善できる症状
シミそばかすくすみ赤ら顔毛穴の開き美肌再生
特徴
- 少ない治療回数で効果が得られる
- ダウンタイムがほとんどない
- これまでのIPL治療器の中でメラニン色素（シミ）に対する反応が高い
- 肌の状態に合わせて設定を変えられる
メリット
- ピンポイントのシミと全体のトーンアップが同時にケアできる
- レーザーよりも痛みを抑えながらシミを改善できる
- 少ない治療回数で効果が実感できる
- シミの再発予防も可能
デメリット
- 一時的に赤みが出たりかさぶたができることも
- 日焼け直後は施術不可
- ヒリヒリ感が出ることもある
- 適切な診断の上、治療を行わないと肝斑が悪化することがある
治療時間
約30分
ルメッカと一般IPLとの違い
ルメッカは、エネルギーが分散されて複数の発色団をターゲットとするため、表面的な色補正や若返りに最適です。
ルメッカの光は従来の光治療器と比較して、シミやそばかすに反応しやすい500nm-650nmの波長を多く含んでいます。この波長が他機種の約３倍のエネルギー効率を要していることから、従来4～5回必要だった治療も1～2回で完了することも可能です。
今までのIPL治療と比べて少ない治療回数で効果を実感できるため、少しでも早く改善したい方に適しています。
ルメッカは、従来の光治療器に比べて、短波長光線域を40％効率の照射に増強することで、メラニン色素を破壊し、従来の光治療を繰り返して効果が見られなかった薄いシミにもアプローチを可能にしています。
| 治療方法 | ルメッカ | 従来のIPL |
|---|---|---|
| シミ治療 | シミを取り除く根本治療 | シミを取り、薄くする |
| 効果 | シミやくすみに高い効果, 再発予防にもなる。 |
ある程度薄くする。 |
| 治療回数 | 約1.2回 | 約4-5回 |
治療内容
高いピークパワーで短時間での肌質改善に導く
ルメッカは、照射時間が短い上に強い光を照射することができるため、メラニン色素が原因のシミや、毛細血管が原因の赤ら顔にも効果的です。 メラニン色素と毛細血管に効果のある波長を同時に出すことができるため、高い効果が期待できます。
約３倍のエネルギー効率は、従来4～5回必要な治療も1～2回で完了でき、結婚式や同窓会などのイベントに向けて限られた時間で少しでも美肌を目指したいという方に最適です。
肌の若返りに最適な波長で最大効果を発揮
従来の光治療器と比較して、シミやそばかすに反応しやすい500nm-650nmの波長を多く含んでいます。この波長は、メラニンとヘモグロビンに対して最も効率的に反応する領域といわれており、ルメッカはシミ、くすみ、そばかすだけでなく、薄いシミに対しても有効です。従来の治療では反応しにくかった薄いシミや肌の奥に潜んでいるシミにも効果的です。
施術の流れ
カウンセリング・診察
施術の流れや施術後について説明します。お肌状態の確認や診察をします。
洗顔
パウダールームで洗顔してメイクと肌の汚れを落とします。
施術
麻酔は不要です。ジェルを塗布し、肌の状態に合わせた設定で照射していきます。
施術について
治療時間
約30分
注意事項
- 施術後、一時的なヒリヒリ感や赤みが生じる場合がありますが、症状は数日で消失します。
- シミやそばかすの部分は一時的に濃くなる場合があります。
- シミやそばかすは、1週間程度でかさぶたとなって自然にはがれ落ちますので、自分ではがしたり刺激を与えたりしないようにしてください。
禁忌事項
以下に当てはまる方は必ず担当医にお知らせ頂きますようお願いいたします。
- 妊娠または授乳中
- ペースメーカーもしくは除細動器を使用している方
- 施術部位に金属プレートやネジ、シリコンや化学物質を用いた治療をしている方
- 癌の治療中または癌の経験（特に皮膚ガン）、悪性のほくろをお持ちの方
- エイズやHIVのような免疫抑制疾患、または免疫抑制剤を使用している方
- 癌、心機能障害、てんかん、高血圧のような重い症状が伴う方。または肝臓、腎臓に病気がある方
- 再発性単純ヘルペスのような熱によって刺激される病歴が施術部位にある方
- 過度の日焼けや日焼け直後だけでなく、ひりつき・乾癬・湿疹・発疹が施術部位にある方
- ケロイドや異常な創傷治癒のような皮膚障害歴のある方。また、極度の乾燥、ひび割れ、潰瘍化、感染が見受けられる肌。肌が弱い方
- タトゥー等の継続的な色素傷がある方
- 皮膚の回復が損なわれる可能性がある症状をお持ちの方
- 糖尿病や甲状腺機能障害のような制御不十分な内分泌系の病気をお持ちの方
- 直近3ヶ月もしくは完治前の手術箇所が施術部位にある方
- ロアキュタンを治療6カ月以内に内服されている方
- アートメイク(まゆ・くち)をしてから3週間以内の方
- プロテーゼが入っている箇所
日常生活
- 施術直後からメイクが可能です。
- 施術後はお肌が敏感な状態になっていますので、紫外線ケアと保湿をしっかりと行いましょう。
- 日焼けは厳禁です。しっかり日焼け止めを塗るようにしましょう。