
忘年会、クリスマス、新年会、旅行や帰省・・が増える季節、いちばん困るのが「翌朝の顔」。
写真に残る日ほど限って、フェイスラインがぼんやりしたり、目元が重く見えたり——。
でも、むくみは“体質”だけで決まりません。
当日の過ごし方と翌朝の整え方で、見た目はかなり変わります。ここでは、無理なく効くコツをまとめてみます。
味の濃い料理は塩分が多く体が水分を溜め込みやすくなり、アルコールは、一時的な脱水から、その後取り戻そうとして溜め込みやすくなります。睡眠の質が低下して、巡りが落ちて、顔に滞りが出やすくなります。
空腹・脱水状態で飲み始めると、むくみも疲れも出やすくなります。
まずは、お水を数口。それだけで翌朝が変わることがあります。
完全に守れなくてもOKです。
“意識するだけ”でむくみの振れ幅が小さくなります。
締めのラーメンが悪いわけじゃない。
ただ、“むくみの請求書”が翌朝に届きやすいだけです。
熱い湯で長風呂は、乾燥・赤み・だるさに繋がりがち。
おすすめは、ぬるめで短め+首肩を温めること。
むくみの日に顔を強く揉むと、摩擦で赤みが出たり、翌日くすみやすいことも。やるなら“顔ではなく出口”です。
むくみの日ほど、体は水分の扱いが下手になっています。
まずは優しく整える。
朝の洗顔で皮脂を奪うと、乾燥→くすみ見え→顔が疲れて見えるルートへ。
ぬるま湯中心、必要なら低刺激に。
強い冷却や氷はやりすぎ注意。肌が敏感な人は「温→常温」でOKです。
動かす方向は、上へ上へよりも
耳の前→首→鎖骨へ、やさしく。
※痛い・赤くなるのはやりすぎサインです。
むくみの日は立体が消えやすいので、“締める”より“光を足す”が上品に整います。
どうしても外せない予定がある日、セルフケアだけでは追いつかないこともあります。
当クリニックでは、肌状態と当日の目的に合わせて、次のようなアプローチをご相談いただけます。
「むくみだけ」ではなく、たいていは むくみ+乾燥+くすみのセットで起こります。
その日に必要なものだけを選ぶのが、いちばん自然で、いちばん早いです。