むくみ顔対策|当日のレスキューと翌朝リセットのコツ – 横浜山手クリニック<美容皮膚科>

むくみ顔対策|当日のレスキューと翌朝リセットのコツ

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忘年会、クリスマス、新年会、旅行や帰省・・が増える季節、いちばん困るのが「翌朝の顔」。

写真に残る日ほど限って、フェイスラインがぼんやりしたり、目元が重く見えたり——。

でも、むくみは“体質”だけで決まりません。

当日の過ごし方翌朝の整え方で、見た目はかなり変わります。ここでは、無理なく効くコツをまとめてみます。

1. 飲みの日、むくみ顔の主な原因

味の濃い料理は塩分が多く体が水分を溜め込みやすくなり、アルコールは、一時的な脱水から、その後取り戻そうとして溜め込みやすくなります。睡眠の質が低下して、巡りが落ちて、顔に滞りが出やすくなります。

2. 当日のレスキュー|“飲みながらできる”むくみ対策

1) 最初の一杯の前に「水を一口」

空腹・脱水状態で飲み始めると、むくみも疲れも出やすくなります。
まずは、お水を数口。それだけで翌朝が変わることがあります。

2) 飲み方の黄金比:「お酒1:水1」

完全に守れなくてもOKです。
“意識するだけ”でむくみの振れ幅が小さくなります。

3) オーダーは「たんぱく質+カリウム」を味方に

  • たんぱく質:刺身、焼き魚、豆腐、鶏、卵
  • カリウム(余分な塩分バランスに寄与):枝豆、海藻、きのこ、野菜、果物(食べられる範囲で)

締めのラーメンが悪いわけじゃない。
ただ、“むくみの請求書”が翌朝に届きやすいだけです。

4) 帰宅後は「熱いお風呂」より“温めて、ゆるめる”

熱い湯で長風呂は、乾燥・赤み・だるさに繋がりがち。
おすすめは、ぬるめで短め+首肩を温めること。

5) 顔は揉まない。代わりに「鎖骨をひらく」

むくみの日に顔を強く揉むと、摩擦で赤みが出たり、翌日くすみやすいことも。やるなら“顔ではなく出口”です。

  • 鎖骨の上をやさしくさする
  • 首をゆっくり回す
  • 肩甲骨を動かす(背中を伸ばす)

3. 翌朝リセット|“写真に戻す”5分ルーティン

1) 起きたら白湯 or 常温の水をコップ1杯

むくみの日ほど、体は水分の扱いが下手になっています。
まずは優しく整える。

2) 洗顔は「落としすぎない」

朝の洗顔で皮脂を奪うと、乾燥→くすみ見え→顔が疲れて見えるルートへ。
ぬるま湯中心、必要なら低刺激に。

3) 温冷の“ふわっと切り替え”

  • 蒸しタオルを10〜20秒
  • そのあと冷たいタオルを数秒

強い冷却や氷はやりすぎ注意。肌が敏感な人は「温→常温」でOKです。

4) “目元→フェイスライン”は、引き上げより「流れを作る」

動かす方向は、上へ上へよりも
耳の前→首→鎖骨へ、やさしく。

※痛い・赤くなるのはやりすぎサインです。

5) メイクは「ツヤで戻す」

むくみの日は立体が消えやすいので、“締める”より“光を足す”が上品に整います。

  • ハイライトは頬骨の高い位置に薄く
  • チークは横に広げず、少し高めに
  • フェイスラインのシェーディングは薄く(濃いと疲れて見えやすい)

4. “むくみ顔を仕事顔に戻したい日”に

どうしても外せない予定がある日、セルフケアだけでは追いつかないこともあります。
当クリニックでは、肌状態と当日の目的に合わせて、次のようなアプローチをご相談いただけます。

「むくみだけ」ではなく、たいていは むくみ+乾燥+くすみのセットで起こります。
その日に必要なものだけを選ぶのが、いちばん自然で、いちばん早いです。