花粉で赤み・かゆみ・ニキビ…“ゆらぎ肌”の立て直し|2月からの守り方 |横浜山手クリニック<美容皮膚科>

花粉で赤み・かゆみ・ニキビ…“ゆらぎ肌”の立て直し|2月からの守り方

花粉で赤み・かゆみ・ニキビ…“ゆらぎ肌”の立て直し|2月からの守り方

毎年、この時期が近づくと

「急に頬が赤くなる」「かゆくてスキンケアがしみる」
「ニキビなのか、湿疹なのか分からないブツブツが増える」

そんな“ゆらぎ肌”のお悩みが一気に増えます。

「花粉症は目と鼻だけ」と思いきや、肌もちゃんと花粉の影響を受けていることが少なくありません。

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ゆらぎ肌とは、季節の変わり目やストレス、ホルモンバランスの乱れなどで肌のバリア機能が一時的に低下し、乾燥、赤み、かゆみ、ニキビなどが日ごとに現れる「不安定な敏感状態」のことです。季節性や環境の変化が主な原因で、普段の化粧品が使えなくなるなど一時的に肌質が変わったように感じられます。 
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この記事では、当クリニックの視点で

  • 花粉シーズンに肌で何が起きているのか
  • やりがちなNGケア
  • 2月から始めたい「守り方」のコツ

を整理していきます。

1|花粉シーズン、肌の中で何が起きている?

花粉そのものが“毒”というより、「バリアが弱った肌」に花粉・乾燥・摩擦が重なって、炎症が起きやすくなるイメージです。

● 主な変化はこの3つ

  1. バリア機能の低下
    乾燥+花粉+摩擦で角層が乱れ、 いつもなら平気な化粧品も「しみる・ヒリつく」状態に。
  2. 炎症が起こりやすい土壌
    赤み・かゆみ・ほてりが出やすく、 かき壊し → さらにバリアが壊れる、という悪循環に。
  3. 皮脂バランスの乱れ
    乾燥しているのに、Tゾーンだけテカる、 頬はカサカサなのにアゴまわりはニキビが…といった“混合トラブル”になりがちです。

2|ゆらぎ肌のときに「やりがち」なNGケア

NG① かゆいからといって触り続ける・かく

かゆみがあると、どうしても

  • 無意識に触る
  • こする/かく

という動きが増えてしまいます。
けれど、摩擦はそれだけで炎症のスイッチ
赤み・色素沈着・ニキビ悪化にもつながりやすくなります。

「かゆみをゼロにする」より「手が肌に触れる回数を減らす」ことを目標にしてみてください。

NG② 落としすぎケア(クレンジング・洗顔のやりすぎ)

花粉を落としたくて

  • 何度も洗顔する
  • 洗浄力の強いクレンジングを長時間なじませる
  • ホットタオルでゴシゴシ拭き取る

これらは、花粉と一緒に皮脂・保湿因子まで流してしまうパターンです。
バリアが壊れた肌は、花粉・ほこり・マスクの擦れなどの影響を、さらに強く受けやすくなります。

NG③ “効きそうな成分”を増やし続ける

  • 高濃度のビタミンC
  • ピーリング成分
  • レチノール
  • スクラブ入り洗顔・拭き取り化粧水

普段は問題なく使えているアイテムでも、ゆらぎ期の肌には「刺激」として働いてしまうことがあります。
「赤み・ヒリつき・かゆみ」が出ているあいだは、攻めのケアより“鎮める・守る”ケアを優先したほうが、結局は近道です。

3|2月からの「守り方」基本の3ステップ

Step1|“洗う”は回数より「やさしさ」で勝負

  • 帰宅後: ・メイクは摩擦の少ないクレンジングで手早くオフ ・ダブル洗顔不要タイプなら、そのまま終了でもOK(肌状態により)
  • 洗顔はぬるま湯+よく泡立てた洗顔料を使い、 肌をこすらず「泡を転がす」イメージで。
  • タオルは、押し当てて水分を“うつす”だけ。 ゴシゴシ拭き取りは封印です。

「つっぱらない、ヒリつかない」が花粉シーズンの“合格ライン”です。

Step2|“つけるもの”はシンプル&低刺激設計に

ゆらぎ期のスキンケアは、

  • 化粧水:アルコール・香料などが少ない、刺激の少ないタイプを
  • 乳液・クリーム:こっくり系よりも、ベタつきすぎない保湿を薄く重ねる
  • 目元・口元:こすらず“置くように”なじませる

「今日は少しヒリつくかも」という日は、

  • 新しいアイテムは試さない
  • いつもより”1〜2品減らして引き算ケア”にする

のもひとつの方法です。

Step3|“外からの刺激”をできるだけ減らす工夫

  • マスクの素材・サイズを見直す きつすぎる・硬い素材は、頬や口元の擦れを増やします。
  • 花粉が多い日は“布マスク+不織布マスク”の二重も選択肢 肌側にやわらかい布、外側に不織布を重ねることで、 直接の摩擦や乾燥を少し和らげられる方もいます。
  • 帰宅後は、顔だけでなく前髪・襟足・首周りも さっとシャワーや濡れタオルで花粉オフできるとベターです。

4|「ニキビ?湿疹?」ゆらぎニキビの考え方

花粉の時期に増えるブツブツは、

  • 皮脂詰まりタイプのニキビ
  • 炎症・湿疹が混ざったタイプ

など、見た目が似ていても中身が違うことがあります。

● ゆらぎニキビでやりがちなNG

  • 乾燥しているのに、オイルフリーやさっぱり系ばかり使う
  • 不安で、ピーリング洗顔やニキビ用化粧品を“重ね塗り”
  • 赤く炎症している部分も、通常のニキビと同じ扱いをしてしまう

炎症が強い場合は、
ニキビ治療薬よりも先に「炎症を鎮める・バリアを立て直す」アプローチが必要なこともあります。
「これ、本当にニキビ?」と迷うときは、一度医師に診てもらい、状態を見極めたうえでケアを組み直すのがおすすめです。

5|生活面でできる“ゆらぎ肌”サポート

肌だけでなく、からだ側のコンディションを整えることも忘れずに。

  • 睡眠:まず「+30分」増やすところから
  • 食事:
    • タンパク質(肉・魚・卵・大豆)
    • ビタミンCを含む野菜・果物
    • 腸を整える発酵食品(納豆・ヨーグルトなど)
  • 水分:
    • カフェイン飲料だけに偏らないよう、水またはノンカフェインのお茶もこまめに

内側の炎症が落ち着くと、肌の赤み・かゆみも“戻りやすい方向”に傾いていきます。

6|こんなときは、自己判断で粘らず受診を

  • 赤み・かゆみがどんどん広がっている
  • ジュクジュク・黄色いかさぶた・強い腫れがある
  • 目のまわりの腫れ・息苦しさなど、全身症状が出ている
  • 市販薬や自己流ケアで悪化している気がする

こうした場合は、花粉だけではなく接触皮膚炎・アトピー性皮膚炎の悪化・感染症などが隠れていることもあります。
「花粉だろうから様子見でいいか」と決めつけず、早めにご相談いただく方が、結果的に肌にも心にも優しいことが多いです。

7|まとめ|2月は“攻めない勇気”が、春の肌を守る

花粉の季節の“ゆらぎ肌”は、

  • バリア低下
  • 炎症の起こりやすさ
  • 皮脂バランスの乱れ

が重なって起きる、肌の試験期間のようなものです。

やることはシンプルです。

  • 洗いすぎない・こすらない
  • スキンケアは「増やす」より「シンプル&低刺激」
  • マスク・花粉・乾燥から物理的に守る工夫
  • 睡眠・食事・水分で、内側から炎症を落ち着かせる

それでも
「赤み・かゆみ・ニキビが見極めづらい」
「何をやめて、何を残せばいいか分からない」

というときは、今の肌状態・生活リズム・使用中のスキンケアを一緒に整理しながら、“今年の花粉シーズンをどう乗り切るか”のプランづくりもお手伝いできます。

ゆらぎやすい2月だからこそ、無理に攻めず、“守り方”から整えていきましょう。
横浜山手クリニックを、気軽な相談の入り口として使っていただけたら嬉しいです。

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