11月23日より横浜山手クリニックの新しいメニューとしてエレクトロポレーションが始まりました。
エレクトロポレーションは美容皮膚科ならメニューとしておいてあるクリニックも多く、ダウンタイムやリスクなど少なく手軽に受けられるメニューとして昔から人気があります。
当院でもルメッカやシルファームなどの施術後、これからの季節はとても乾燥しやすくなりますので最新の医療機器e-COOLと
美容製剤といえばNIOMA社の導入剤を当院で扱いを始めました✨
こだわり抜いた製剤は他のクリニックのエレクトロポレーションとはまた違った質感や効果が得られます。
またe-COOL を採用した点として温められる機能と冷却機能が備わっていることから当院で取り扱いをしております。
そんな魅力的なエレクトロポレーションってそもそもなんなの?という方のためのブログ記事となります♪
よく肌への導入機としてセルフ美容家電なんかでもお馴染みのイオン導入があります。エステで使用されることも多く、化粧水でセルフで肌へ入れ込むには限界があるため浸透率の高いイオン導入がメジャーでした。
ここでイオン導入だとしても高分子の製剤などはお肌の奥に導入することができず、イオン導入では入れられる製剤が限られてしまうことが難点でした。
ここで医療機器のエレクトロポレーションは電気穿孔法を使用し、微弱な電流を体内に流し振動を与えることで皮膚の層にわずかな隙間のような通り道を作りここに美容製剤を入れていく方法となります。
今までイオン導入では難しかった高分子のコラーゲンやヒアルロン酸などを導入することが可能となり、より肌奥へしっかり成分と届けられる特徴を持っています。
肌に直接穴をあけるわけではない為、出血などのダウンタイムや痛みもなくむしろ大事な予定の前日に受けることで肌が艶々もちもちになり肌のコンディションを上げてくれる優れものとなります。
ここで気になるのが肌奥まで成分を届ける。というよく聞くワードですが、エレクトロポレーションは真皮層という肌層まで成分を導入できます。肌を大きく分けていくと3層あり、表面から表皮層→真皮層→皮下組織と分かれます。
表面の表皮層は角質層、顆粒層、有棘層、基底層で成り立ち、真皮層には毛細血管やエラスチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などが蓄えられています。皮下組織は皮下脂肪や筋膜、筋肉などを指します。
化粧水や美容液などセルフでのスキンケアでは基本的には奥まで浸透と表記のあるものを使用したとしても1番表面の角質層までしか届かないのです。
角質層はいわば垢の部分です。ですが肌の表面が乾燥すると外的要因を受けやすくなり、肌のダメージが増すことから表面のケアを怠るわけにはいきません。
そのためスキンケアは奥まで届かなくてもセルフでも乾燥対策は必須というわけです。
ただし、肌奥までを鵜呑みにして肌奥のケアができていると思っているとまた違うので、表面だけでなくたまに内部に水分をしっかり届けてあげるとインナードライを防ぐことができます。
スキンケアはしっかりしているはずなのに、乾燥が全然改善しない、すぐ乾いてしまう、などのお悩みがある方にはエレクトロポレーションでの導入はおすすめといえます。
内側がしっかり潤うと肌サイクルが整い、乾燥に負けないように肌を育てていくイメージです。
まずお悩みに合わせたNIOMA社の高品質な製剤をセレクトできます。
共通のベースとしてアミノ酸やセラミドの保湿を使用し、もちろんこのベースだけでも十分ですが、肌のお悩みに合わせて美容製剤を選び追加していくことが可能です。
シミや肝斑が気になる方はベースにプラスしてトラネキサム酸やコウジ酸がオススメです。
毛穴やニキビが気になる方はグリシルグリシンやビタミンB12、バクチオールがオススメです。
アンチエイジングやしわが気になるかたエクソソーム、新鮮ビタミンCパウダーやコラーゲン、プロテオグリカンがオススメです。
組み合わせは各々自由に選択できるため必要な栄養だけ取り入れることができます。どれを入れたら良いかわからない方にはカウンセラーや医師からお悩みに合わせたものをご提案させていただくことも可能です。
必要なものを必要なだけ入れられる為、効率よくお肌がキレイになれますね。
所要時間は20分程度。
ケミカルピーリングやルメッカ、シルファームXとの治療コンビも可能ですし、単体でお受けいただくことも可能です。
美容皮膚科での治療は興味があるけど、痛みやダウンタイムが怖い、など一歩が踏み出せない方にオススメな治療です。手軽にできてこれからの乾燥シーズンをしっかり潤いで溢れた肌で過ごしませんか?