夏よりも冬のほうが乾燥したりでシワやたるみが気になる気がする・・
そんな事を思ったあなたに!
実は夏場の紫外線による肌へのダメージは所謂みなさんが想像する日焼けは表面だけではありません!
夏になると、紫外線の影響で肌のコラーゲンが破壊され、たるみが進行しやすくなります。さらに、暑さによる皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が目立ちやすくなることも原因の一つです。
紫外線で肌のコラーゲンが破壊されると夏が過ぎ去ったあたりから怒涛のたるみラッシュに襲われる事も・・・?
日焼けは表面だけ、シミや赤みだけと思っていた方に是非とも読んでいただけると嬉しいです!
夏の紫外線や暑さによる肌のたるみを予防・改善するためには、以下の対策が有効です。
紫外線について
紫外線には地球上に届くUVAとUVBの2種類があり、どちらも肌にダメージを与えます。UVB波は肌の表面に影響を与え、日焼けや炎症を引き起こします。
見た目の炎症が強いです。
UVA波はガラスやカーテンなどを通過し肌の奥深くまで到達し、肌の弾力部分を主るコラーゲンやエラスチンを破壊します。
これにより、コラーゲンやエラスチンが破壊されて肌の弾力が失われ、たるみやシワの原因となります。たるみを引き起こす主な原因です。
そのため、日焼けは=シミ、赤みなどと直結して考える方も多いのですが
紫外線を浴びると良いこともありますが、長時間や日常的に浴び続けると想像をするだけでも怖いですね。
紫外線から肌を守るためには必ず日焼け止めのSPF 30以上、PA+++++の製品を探し使用するようにしましょう。
帽子や日傘を活用して紫外線から肌を守りましょう。
また、紫外線が強い時間帯(10時~16時)はできるだけ外出を控えることをおすすめします。
室内にずっといるから大丈夫かな?と思っている方は
意外とカーテンをしていてもUV加工されていないとUVA波はガラスを通過して知らない間に紫外線を浴びている事もあるので要注意です。
日焼け止めの選び方
日焼け止めを選ぶ際には、SPFとPAの値に注目しましょう。
SPFはUVBを防ぐ効果を示し、PAはUVAを防ぐ効果を示します。日常生活ではSPF30、PA++程度で十分ですが、屋外での活動が長時間続く場合は、SPF50、PA++++を選ぶと良いでしょう。
また、ウォータープルーフタイプの日焼け止めは汗や水に強く、効果が持続します。
保湿化粧品の選び方
保湿化粧品を選ぶ際には、自分の肌質に合ったものを選びましょう。乾燥肌の方は、ヒアルロン酸やセラミドが含まれた保湿力の高い化粧品を選ぶと効果的です。
混合肌や脂性肌の方は、軽いテクスチャーの化粧水やジェルタイプの保湿剤を選ぶと良いでしょう。
コラーゲンを増やす成分
コラーゲンを増やすためには、ビタミンCやレチノールを含むスキンケア製品を取り入れることがポイントです。
ビタミンCは抗酸化作用があり、肌のダメージを修復しながらコラーゲンの生成を促進します。レチノールは細胞のターンオーバーを促進し、肌のハリを保つ効果があります。
当院ではレチノールピールというケミカルピーリングの治療がございます。
レチノールピール余分な角質を取り除きコラーゲンや新しい皮膚の生成を促すことでハリ、つや感が実感できるピーリングケアになります。
セルフケアでのレチノールは難しい場合もあるので専門家へのご相談がおすすめです。
適度なフェイシャルマッサージ
フェイシャルマッサージは血行を促進し、肌の新陳代謝を高める効果があります。
毎日のスキンケアの際に、優しくマッサージすることでたるみを予防することができます。ただし、あまり強く擦らないよう注意が必要です。
バランスの取れた食事
コラーゲンの生成にはタンパク質が欠かせません。鶏肉や魚、大豆製品などのタンパク質をバランスよく摂取するよう心がけましょう。
また、ビタミンCや亜鉛もコラーゲン生成に重要な栄養素です。野菜や果物、ナッツ類を積極的に摂り入れると良いでしょう。
十分な睡眠
睡眠中に肌の再生が行われるため、質の良い睡眠を確保することも重要です。寝る前にはリラックスできる環境を整え、7~8時間の睡眠を目指しましょう。
夏の紫外線や暑さによる肌のたるみを予防・改善するためには、紫外線対策の徹底、適切な保湿ケア、コラーゲンを増やすケアが重要です。
また、バランスの取れた食事や十分な睡眠も忘れずに取り入れることで、健やかな肌を保つことができます。
この夏は、しっかりと対策を行い、たるみのない若々しい肌を目指しましょう。