7月にもなると毎日の暑さや紫外線が気になりますよね。
何となく紫外線って悪いものだからケアしなきゃな〜などあまり本質を知らずにケアしてる方も多いのでは?
ドラッグストアで売っている日焼け止めは悪いのかな?
百貨店コスメの日焼け止めの方が効果が高いのかな?
口コミで良い日焼け止めは私にも合うのかな?
SPF、PAって書いてあるけど何なんだろう?
何となく高い数値を使えば安心なのかな?
ベタベタするのは苦手・・・
など日焼け止めアイテムを選ぶ時も悩むことも多いはず。
そして意外と日焼け止めの表記、SPFやPAの意味を理解して購入している方は少ないです!
では、まずはSPFとPAの意味からしっかりと理解していきましょう。これらの表記は、日焼け止めの効果を示す重要な指標です。
理解することで、自分に合った日焼け止めを選びやすくなります。
SPF(Sun Protection Factor)は、主に紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を示す指数です。UVBは短時間で肌にダメージを与え、赤く炎症を起こすことが多いです。
SPFの数値が高いほど、UVBを防ぐ効果が高くなります。例えば、SPF30の場合、何も塗らない状態と比べて30倍の時間、紫外線を防ぐことができるとされています。
またSPFの数字の目安としてSPF1だった場合は約20分肌を赤くならない目安となります。したがってSPF30だった場合は20分×30なので約10時間成分として有効ですよとの指数になります。
PA(Protection Grade of UVA)は、紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を示す指標です。UVAは肌の奥深くまで届き、長時間のダメージを与え、シワやたるみの原因になることが多いです。PAは「+」の数でその効果を表し、「+」が多いほどUVAを防ぐ効果が高くなります。例えば、PA+は効果が弱く、PA++++は非常に高い効果を持っています。
1.使用シーンを考える: 日常生活ではSPF30、PA+++程度で十分ですが、海や山など強い紫外線を浴びる場所ではSPF50、PA++++が推奨されます。
2.肌質に合ったものを選ぶ: 敏感肌の方は、アルコールフリーや無香料のものを選ぶと良いでしょう。
3.テクスチャーを確認する: ベタつきが苦手な方には、ジェルタイプやスプレータイプがおすすめです。
4.落とす時を確認する:洗顔やボディソープで落とせるものから、専用のクレンジングが必要になるものまであります。購入時は使用表記を確認しましょう
SPF50PA+++++のアイテムを使用しても焼けてしまった経験がある方はいるのではないでしょうか?
もしかすると使用した日焼け止めの製品自体に問題があるのかも知れませんが、大きな理由の一つに思っているよりも肌が擦れたり、汗をかいたりと日焼け止めの成分が禿げてしまっている事があります。
なので、日焼け止めは数値で選ぶこともひとつの基準ですが塗りやすさや手軽さが意外と大事になります。
例えば、朝スキンケアの一環として日焼け止めを塗った後、パフなどでファンデーションを強く擦るように塗っていたり、通勤中に汗をかいてしまったりすると日焼け止めの効果が落ちる可能性があります。
ですのでこまめに塗り直しが必要となります。そうすることで紫外線による日焼けをしっかりブロックすることができます。
オススメの塗り直し製品としては外出時手を汚さす、鏡がなくても塗れるようなスティックタイプの日焼け止めは塗り直しアイテムとしてかなり有能です。是非探してみてください。
日焼け止めは、紫外線から肌を守るための必須アイテムです。SPFとPAの意味を理解し、自分の生活スタイルや肌質に合った日焼け止めを選ぶことで、より効果的に紫外線対策ができます。これからの夏を楽しむためにも、しっかりとした紫外線対策を心がけましょう。
横浜山手クリニックではどうしても日焼けしてしまった後のケアを行なっております。
日焼け後にお顔のシミが増えてきた、新しく出てきたなどお悩みが出る秋頃に治療がオススメです。
是非カウンセリングにお越し下さいませ。