そのシミは肝斑かもしれないと判断する5つの事 – 横浜山手クリニック

そのシミは肝斑かもしれないと判断する5つの事

そのシミは肝斑かもしれないと判断する5つの事

「最近、シミが多くて……」

30代を超えた頃から目立ち始めた

妊娠前はシミなんてなかったのに……

シミ対策をしているのに、広範囲に目立つシミがある

いさカウンセリングを受けてると、
「シミだと思っていたのは、肝斑だった!」というケースは少なくありません。とくに30代後半から50代の方は、シミと肝斑が混在しているケースが多くみられます。

顔のシミが、もしかして肝斑かもしれない、その肝斑かもしれないとシミとは何なのでしょうか。

シミの中には、以下の種類が含まれていて、肝斑はシミの一種です。

老人性色素斑

特徴:円形で茶色っぽく、徐々に濃くなる傾向があります。
できやすい年代:30代から50代。
主な部位:頬、こめかみ、手の甲、腕など。
主な原因:紫外線や加齢。

そばかす(雀卵斑)

特徴:小さな斑点のようなシミで、散らばっています。夏は色が濃く、冬は薄いこともあります。
できやすい年代:幼少期から思春期。
主な部位:頬、鼻、頬、腕など。
主な原因:遺伝や紫外線。

炎症後色素沈着

特徴:色ムラがあり、輪郭がぼやけています。
できやすい年代:全年代。
主な部位:全身。
主な原因:傷跡、やけど跡、ニキビ跡、かぶれ跡など。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

特徴:灰色や青みを帯びた褐色で、米粒大。
できやすい年代:20代。
主な部位:おでこ。
主な原因:不明。

脂漏性角化症

特徴:黒褐色でイボのような形状。顔や頭部、手足にできます。
できやすい年代:40代から60代。
主な部位:頭部、手足。
主な原因:紫外線、加齢。

肝斑

そして、

肝斑:
そのシミは肝斑かもしれないと判断する5つのこと。


    1. 肝斑は顔の左右対称に、薄茶色の色素斑が生じます。
    2. 多くの場合、色素斑は頬からおでこにかけてみられ、目の周りを避けて起こります。
    3. 顔の片側だけにできる場合もありますが、かゆみや痛みは伴いません。
    4. シミと比べて輪郭はハッキリしておらず、もやもやした形で広がっています。
    5. 妊娠前はなく、妊娠後に現れてきた。

特徴:頬骨や口周り、おでこなど左右対称にできる薄茶色から茶褐色のシミ。瞼にはできない。
できやすい年代:30代から40代。
部位:頬、こめかみ、おでこ。
原因:女性ホルモンの乱れが影響しています。

    • 妊娠、経口避妊薬の使用、ホルモン補充療法など、女性ホルモンのバランスの変化に伴って発生しやすくなります。

    • 日光の作用によって肌が敏感になる薬や、自己免疫性甲状腺疾患なども肝斑のリスクを高めると考えられています。

それは、
肝斑と老人性色素斑など、複数の種類が合併することもあり、専門医でなければ症状だけで見分けるのは難しいとされています。 自分で勝手に「これはシミだ」と判断してセルフケアをしても改善されません。

肝斑をそのまま放置しておくとどうなるのでしょう。

肝斑は加齢とともに悪化することがあります。特に女性ホルモンの変化が影響を与えるため、更年期や妊娠中などのホルモンバランスの変動が肝斑の進行に影響を及ぼすことがあります。

外線による刺激も加齢に伴って蓄積され、肝斑の色素沈着を悪化させることがあります。

加齢によって色素沈着が増加することがあります。

日光による刺激やホルモンバランスの変化が原因で、肝斑の色が濃くなることがあります。

肝斑は個人差があり、進行の速さや変化の度合いは人によって異なります。
正しく判断して適切な治療をする必要になりますので、 気になってきた方、お悩みの方、できるだけお早目にカウンセリングを受けられることをおすすめします!

肝斑治療について