暑く汗ばむ季節になってきました。
そうなると、汗や皮脂がとても気になります。
同時に、ニキビや毛穴、お肌のくすみ・黒ずみ等のお肌に関する悩みも気になってきます。
そんな方に是非おすすめしたい治療のピーリングについて本日はご紹介させていただきます。
ピーリング(peeling)は、「皮をむく、剥ぐ」という意味を持つ言葉です。 肌の表面に化学薬品や物理的な方法を用いて古い角質層を取り除く治療法で、これにより、肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進し、新しい皮膚細胞の生成を助け、肌の質感や色調を改善することが目的です。
ピーリングを行うことで、肌のシミ、くすみ、小ジワ、ニキビの改善などに効果が期待でできます。
ピーリングは、肌の表面の古い角質を取り除くことで、肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促進します。これにより、新しい皮膚細胞が生成されやすくなり、肌が若返ります。
ピーリングによって表皮の最上層が取り除かれると、メラニン色素を含む古い細胞も一緒に除去されます。これにより、シミや色素沈着が薄くなり、肌のトーンが均一になります。
ピーリングは、肌の表面を滑らかにし、細かいシワや小じわを目立ちにくくします。また、ピーリング後の肌はコラーゲンの生成が促進されるため、肌の弾力性が向上し、シワの予防にもつながります。
毛穴の奥深くまで浸透して、毛穴の詰まりを解消し、にきびを予防します。また、抗炎症作用もあるため、既存のにきびの赤みや腫れを軽減します。
ピーリングによって肌の表面が滑らかになり、毛穴の目立ちやざらつきが軽減されます。これにより、化粧のノリが良くなる効果もあります。
古い角質が取り除かれることで、血行が良くなり、肌のくすみが改善されます。結果として、肌が明るく見えるようになります。
化学薬品を用いて肌の表面を剥離する方法です。使用される薬品の種類や濃度によって、効果の深さや作用が異なります。
機械的な方法で肌の表面を削る方法です。
酵素を利用して肌の角質を分解する方法で、敏感肌や化学薬品にアレルギーのある人にも適しています。
レーザーを使用して皮膚の表面を剥離する方法で、非常に精密に調整が可能です。シミやシワ、毛穴の改善に効果があります。
セルフケアでピーリング成分配合の化粧品には、固形石けんや洗顔料、化粧水があります。
市販のピーリング剤として、フルーツ酸やサリチル酸、乳酸、グリコール酸などの酸が含まれたジェルなどをお肌に塗るもの、タンパク質成分分解酵素、細かい粒子で直接お肌をこすり、古い角質を落とすスクラブなどがあります。
市販されているピーリング成分配合化粧品は、皮膚の極浅いところまでしか到達しない濃度のため、リスクは比較的少ないといえますが、肌に何らかのトラブルが生じている時の使用や、使い方によってはかえって皮膚にダメージを与えてしまう可能性も十分あります。セルフケアでのピーリングは完全に自己判断であるとうリスクが大きな注意点です。
そこのところですが、
この記事を読まれている多くの方は、ご家庭でも毎晩しっかりクレンジングされていることと思います。しかし、毎晩しっかり落としてお肌のケアをしているつもりでも、ご自宅でのケアには限界があることをご存知でしょうか?
落としきれなかった汚れは日々蓄積され、毛穴の黒ずみや開き、くすみなどの原因になります。そのような状態のお肌では、どんなに良い化粧品や高い化粧品を使用しても残念ながら十分な効果は期待できません。
ピーリングをはじめとする肌ケアで古い角質を取り、毛穴の汚れをしっかり取り除くことで、お肌は再生され日々のスキンケア効果を高めることができます。また、お肌を清潔に保つことで、ニキビを予防や、小ジワの改善も可能です。
ピーリングの種類や強度は、患者の肌質や目的に応じて選ばれます。専門のクリニックで行うことが安全であり、事前のカウンセリングやアフターケアも重要です。
当クリニックでは、「プロフェッショナルピール」と「レチノールピール」の2種類のピーリングを取り扱っております。